星新一

日本の作家。小松左京・筒井康隆らとともに日本を代表するSF作家であり、「ショートショートの神様」と称される。生涯に1000編以上のショートショートを残し、機知と風刺に富んだ作風で人気を博した。
1926年星製薬創業者の子として東京に生まれる。
東京大学農学部卒業後、同大学院へ進学するが父の逝去により中退し、星製薬を継ぐ。経営不振により同社を退職後の1957年、日本最初のSF同人誌「宇宙塵」に参加。創刊号に発表した『セキストラ』が『宝石』に掲載され文壇に登場した。
1968年『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞受賞。1998年第19回日本SF大賞特別賞受賞。