Taneda, Santouka  

種田山頭火

タネダサントウカ
Taneda, Santouka
1882年12月03日~1940年10月11日
[日本 日本] [詩歌]


[種田山頭火 人物情報]
日本の俳人。本名、種田正一。
1882年(明治15年)現在の山口県防府市に生まれる。父は地域の有力者で大地主だった。 早稲田大学文学部に入学したが、2年後に病気のため退学し、帰郷。家業の造り酒屋を手伝う傍ら俳句雑誌に寄稿するようになり、1913年荻原井泉水の門下となった。 その後、実家が破産。妻子を捨てて各地を転々とした。自殺未遂したところを僧侶に助けられ、寺男となった。 1925年寺を出て旅をしながら句を詠む生活をはじめ、1939年松山で死去。 種田山頭火は自由律を代表する俳人としても知られ、生涯約8万4000句を詠んだ。 代表句「うしろすがたのしぐれてゆくか」「分け入っても分け入っても青い山」など。





種田山頭火に関するブログ記事
  • 種田山頭火「春風の……」 - どうしようもないわたしが歩いてゐる
    種田山頭火「春風の……」 2010年03月22日 | 詩・短歌・俳句. 春風のアスフアルトをしく. 春風のうごくさかなを売りあるく. 春風のお地蔵さんは無一物. 春風の汽車が汽車を追ひ抜く. 春風の声張りあげて何でも十銭. 春風のちよいと茶店が出来ました ...
  • 種田山頭火「早春」 - どうしようもないわたしが歩いてゐる
    種田山頭火「早春」 · 2010年03月22日 | 詩・短歌・俳句. 岸にそうてきて曲れば蘭竹二株の早春. 早春の、あたらしいポストが立つてゐる. 早春のおとなりから芹のおひたしを一皿. 早春のくだもの店の日かげうつる. 早春の曇り日の墓のかたむき ...
  • 種田山頭火「……春」 - どうしようもないわたしが歩いてゐる
    種田山頭火「……春」 · 2010年03月22日 | 詩・短歌・俳句. あんなところに灯がみえる山が空がもう春. いつまでも話しつゞける地べたの春. 牛もながなが小便してゐる草も春. 大石小石ごろごろとして春. 声高くお話することもいくねんぶりの春 ...
  • 種田山頭火「春爛漫」「春( )」 - どうしようもないわたしが歩いてゐる
    種田山頭火「春爛漫」「春( )」 · 2010年03月22日 | 詩・短歌・俳句. 一階二階五階七階春らんまん. 島島人が乗り人が下り春らんまん. 琵琶湖(ウミ)はまさに春こまやかなさざなみ. 風の日ねもす春孕む雨の夜となりぬ. けさから春立つといふぺんぺん草 ...
  • 種田山頭火「春蝉」「春蘭」「春菊」「春( )」 - どうしようもない ...
    種田山頭火「春蝉」「春蘭」「春菊」「春( )」 · 2010年03月22日 | 詩・短歌・俳句. 春蝉が鳴きかはしては水の音かな. 春蝉に焼場の灰のうづたかく. 春蝉もなきはじめ何でもない山で. 春蘭そうして新聞. てふてふひらひらひらかうとしてゐる春蘭 ...
  • 種田山頭火「小春」「春日」「春日影」 - どうしようもないわたしが ...
    種田山頭火「小春」「春日」「春日影」 · 2010年03月22日 | 詩・短歌・俳句. こちらがあゆめばあちらもうごく小春雲. 小春なごやかな屋根をつくらふ. 小春ぶらぶらと卒都婆を持つてゐる女. 小春めくおしめがたくさんほしてあるのも ...
  • 種田山頭火「春めく」「春めいて」 - どうしようもないわたしが歩いてゐる
    種田山頭火「春めく」「春めいて」 · 2010年03月22日 | 詩・短歌・俳句. 旅はいつしか春めく泡盛をあほる. 旅も春めくもぞもぞ虱がゐるやうな. たふとさ、おまゐりの人かげ春めく. ちかみちは春めく林の枯枝をひらうてもどる. 春めく雲でうごかない ...
  • 種田山頭火「小春日」「小春日和」 - どうしようもないわたしが歩いてゐる
    種田山頭火「小春日」「小春日和」 · 2010年03月22日 | 詩・短歌・俳句. お地蔵さまのお手のお花が小春日. かあとなけばかあとこたへて小春日のからすども. 小春日、有縁無縁の墓を洗ふ. 小春日の畦をつたうてやつてきた. 小春日のさせば障子をあるく虫の ...
  • 種田山頭火「春風」「……春風」 - どうしようもないわたしが歩いてゐる
    種田山頭火「春風」「……春風」 · 2010年03月22日 | 詩・短歌・俳句. 白い蝶が黄ろい蝶が春風しゆうしゆう. 凧をあげると春風らしい子供の群. 春風、石をくだいてこなごなにする. 春風さわがしく湯のたぎるを待つ. 春風ぼこぼこ驢馬にまたがつて ...
  • 種田山頭火「春めいた」 - どうしようもないわたしが歩いてゐる
    種田山頭火「春めいた」 · 2010年03月22日 | 詩・短歌・俳句. 足音は郵便やさんで春めいた雨. 痛さこらへてゐて春めいた一日. 影も春めいた草鞋をはきかへる. 風がほどよく春めいた藪と藪へ. さんざ労れて春めいた雨となつた. せんだんの実や春めいた雲の ...