Breuer, Marcel Lajkó

マルセル・ブロイヤー

ブロイヤー
Breuer, Marcel Lajkó
1902年05月21日~1981年07月01日
[ハンガリー] [建築]

[マルセル・ブロイヤー 人物情報]

ハンガリー出身の建築家・インテリアデザイナー。1902年ベックスに生まれる。
ウィーンの建築事務所に務めた後、前衛芸術の世界を知って1920年ワイマールにバウハウスが設立されると、同地に移って最年少の1期生として学んだ。卒業後、動向の家具主任教員となる。
1928年ベルリンに個人事務所を開いて建築とインテリアデザインに取り組んだ。1935年にはロンドンにわたってF.R.S.ヨークのパートナーとして働き、アイソコン社の主任デザイナーとなった。1937年アメリカに移住。ハーバード大学で準教授を務めた。1946年ニューヨークでマルセル・ブロイヤー&アソシエイツを設立、1976年まで経営に携わった。1968年AIA金メダル受賞している。
マルセル・ブロイヤーは1925年に世界最初のスチールパイプ椅子を制作。工業部材を用いた斬新な発想の作品を次々と世に送り出した。建築においてもモダニズム建築から彫塑的作品まで幅広い作品を制作。代表作はパリのユネスコ本部ビル、NYのホイットニー美術館などがある。 n

Wikipediaの人物情報

マルセル・ブロイヤーMarcel Lajos Breuer1902年5月21日-1981年7月1日)はモダニズムの建築家、家具デザイナー。モジュール構造と単一形態の重要性を提示したモダニズムの父のひとり。

1902年、ハンガリーのペーチで生まれた。

1920年代、ブロイヤーはバウハウスで学び、後に同校の教官(マイスター)となった。彼は芸術とテクノロジーの融合を説き、やがて木工工房を任されるまでになった。後に、彼はベルリンで開業し、住宅や商業施設のデザインをした。

ブロイヤーの最も知られている作品は初めて曲げた金属パイプを使用した『ワシリー・チェア』であろう。このパイプ椅子は、1925年に自転車のハンドルに着想を得てワシリー・カンディンスキーの為にデザインした。自転車用の工具を使って簡単に組み立て・分解が可能で、大量生産にも向いていた。

1930年代に入り、ドイツ国内でナチスが台頭すると、ユダヤ人のブロイヤーはロンドンに移住した。ロンドンでは、Isokon社に雇われていた。当時、ブロイヤーは自分の長椅子をデザインする際にベニヤ板で金属のような曲面を構成することを試みている。

ブロイヤーは最終的にはアメリカ合衆国に移住した。彼はハーバード大学の大学院で建築を教えた。生徒には、後にアメリカを代表する建築家となったフィリップ・ジョンソンやポール・ラドルフなどがいる。同時期、ブロイヤーはバウハウス時代からの旧友でハーバード大での同僚のヴァルター・グロピウスと共にボストン周辺の幾つかの住宅のデザインを手懸けている。

1941年5月、ブロイヤーはグロピウスとの協力関係を解消し、自身の事務所をニューヨーク市に開いた。1945年の『Geller House I』はブロイヤーが“双眼鏡”に着想して玄関を中心に寝室と居間・食堂・キッチンを両翼に分けてデザインした“バタフライ”と呼ばれる特徴的な屋根を持つ最初の作品で、これらはモダニズム建築の代表的型式となった。1949年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の庭園に設けたデモンストレーション・ハウスに関するピーター・ブラックの批評は、建築業界に一石を投じた。

1953年、パリの国際連合教育科学文化機関本部の設計依頼はブロイヤーにとって転換点となった(ヨーロッパへの帰還、大プロジェクトへの復帰だけでなく、この仕事で初めてコンクリートを使用した)。以後の彼は曲線美や彫刻的な表現を特徴とするブルータリズムの先駆者として知られるようになった。多くの建築家は「彼はコンクリートで“柔かさ”を表現した」と評した。

ブロイヤーは、しばしば旧パンナムビル(現メットライフビル)の設計者と間違われて非難されることがあった。パンナムビルを実際に設計したのはグロピウスである。1969年、ブロイヤーはグランド・セントラル駅の上に『グランド・セントラル・タワー』と名付けた55階建て高層ビルの建設を提案したが、評論家のエイダ・ルイーズ・ハクスタブルはこれを「悪趣味な巨塔」と呼んで批判した。ブロイヤーの評価は下がったが、結果的にニューヨークを始めとする全米各地で歴史的建造物の価値を認める運動が起ったり、都市景観の保護を定めた法律が制定されることになった。

マルセル・ブロイヤーは1981年、ニューヨークで死去した。79歳。

外部リンク


マルセル・ブロイヤーに関するブログ記事
  • Marcel Breuer (マルセル・ブロイヤー) / マルセル・ブロイヤー - SO ...
    breuer 美術出版社より刊行された、現代建築家シリーズ第3期の1冊、マルセル・ブロイヤー。二川幸夫によるおよそ80点の建築作品の写真とともに、図面や解説、年譜が付く。マルセル・ブロイヤー設計事務所に勤務した芦原義信や、保坂 ...
  • ブランドコーチ: GQ
    さらには、無印良品がものづくりの原点に注目し見出したアイテムや、アップル社のマッキントッシュ128K、マルセル・ブロイヤーのワシリー・チェアなど、誰もが知るプロダクトから意外な日用品まで。 新しい視点で考える心地よい暮らしを彩る、目からウロコの ...
  • 総合リサイクルショップ 世田谷区|TOKYO RECYCLE imption : 60~70 ...
    ... コルビュジエ&ピエール・ジャンヌレ&シャルロット・ペリアン、 リサ ラーソン、 ルイジ・バローリ、 ルイス・バラガン 、マールテン・ヴァン・セーヴェレン、ロベール・マリ・ステヴァン 、マーク・ニューソン、 マルセル・ブロイヤー、 マルセル・ワンダース ...
  • マルセルブロイヤー バウハウスチェア BI-50 イタリア ... - 買うなよ - FC2
    マルセルブロイヤー バウハウスチェア BI-50 イタリア SINTESI社製 マルセルブロイラーの名作、バウハウスチェアのリプロダクト。 シンプルなデザインでどんな用途、どんな部屋にもマッチします。 安定感はありますが、座面が固くてあまり落ち着きません。
  • パリの古道具屋にて-27/マルセル・ブロイヤーチェスカチェアナチュラル ...
    こちらも、同じお店で見掛けた、おそらく”マルセル・ブロイヤーチェスカチェアナチュラルカラー”は、本物でしょうか。まさかこのお店で巨匠の作品が売られているとは、恐るべし「Au tour du monde」です。気品漂う上質なカジュアル感が素敵です ...
  • パリ蚤の市便り-993/マルセル・ブロイヤーチェスカチェア同色枠02 ...
    以前にも何度かご紹介させて頂いた''マルセル・ブロイヤーチェスカチェア同色枠''は、一般的な黒枠タイプと違い更に上品な印象です。カンチレバー構造のクロームメッキ仕上げのスチールフレームと、ラタン製の座面と背当ての素材感の ...
  • 総合リサイクルショップ 世田谷区|TOKYO RECYCLE imption : ストッケ ...
    ... コルビュジエ&ピエール・ジャンヌレ&シャルロット・ペリアン、 リサ ラーソン、 ルイジ・バローリ、 ルイス・バラガン 、マールテン・ヴァン・セーヴェレン、ロベール・マリ・ステヴァン 、マーク・ニューソン、 マルセル・ブロイヤー、 マルセル・ワンダース ...
  • 期間限定価格、特別限定セール品!レヴューを書いて頂ける方のみ限定 ...
    ... チャールズレニーマッキントッシュ(Mackintosh) 長大作 トーマスリートフェルト ハンスウェグナー(HansWegner) フランクロイドライト(FrankLloydWright) ブルーノニナバー ポールケアホルム(PaulKjaerholm) マルセルブロイヤー(MarcelBreuer) ミースファン ...
  • 欲しかったマルセルブロイヤー:通信販売の口コミ:So-netブログ
    ずっと欲しかった、マルセルブロイヤーの椅子。 誕生日プレゼントに買ってもらおうかな☆^^ あたしのパソコンデスクのチェア二します!!(●^o^●) リンクから商品のページ見るだけで、うっとり。。 これが我が家にくるなんて、最高だなぁ☆^^ ...
  • 【考】愛される製品をしっかり“診る”。 | デザインの塊 ~lump of design~
    ワシリーチェア デザイナー:マルセル・ブロイヤー. バウハウスの家具といえば、巨匠マルセル・ブロイヤーの作品“ワシリーチェア”です。彼は建築家としてもパリのユネスコ本部、ホイットニー美術館など、世界の建築史に残る作品を残してきた ...

マルセル・ブロイヤーに関するニュース

ニュースはありません。