イギリスの作家・劇作家・弁護士。
1707年サマセット州シャーパム・パークに生まれ。
代表作『トム・ジョーンズ』はサマセット・モームの世界十代小説に挙げられている。
![]() |
ヘンリー・フィールディング |
|---|
[ヘンリー・フィールディング 人物情報]
Wikipediaの人物情報
ヘンリー・フィールディング(Henry Fielding, 1707年4月22日 - 1754年10月8日)は、18世紀イギリスの劇作家、小説家である。小説『トム・ジョーンズ』が代表作で、「イギリス小説の父」と呼ばれる。
生涯
伯爵家の末裔で、父は軍人であった。イートン・カレッジで学んだ後、ロンドンに出て劇作家になり、風刺の効いた芝居を書いて人気を博した。フィールディングの政治批判によって演劇取締りが厳しくなったため、弁護士に転身し、その傍ら、小説を書き始めた。また、新聞の編集長になり、当時のロバート・ウォルポール内閣を批判した。ウォルポール内閣が倒れた後、治安判事に就任。1749年に代表作『トム・ジョーンズ』を発表した。その後、病気が悪化したため、リスボンに転地療養に出かけ、そこで没した。
彼の姉サラ・フィールディング (Sarah Fielding)、従姉妹のメアリー・モンタギュー (Lady Mary Montagu)も小説を残している。
主な作品
小説
- 『シャミラ』 (ShamellaもしくはAn Apology for the Life of Mrs Shamela Andrews) 1741年/能口盾彦訳、朝日出版社(1985年)
- 『ジョゼフ・アンドリュース』(The History of the Adventures of Joseph Andrews) 1742年、朱牟田夏雄訳 岩波文庫(全2巻)
- 『ジョナサン・ワイルド』(The Life and Death of Jonathan Wild, the Great) 1743年
- 「大盗ジョナサン・ワイルド伝」 袖山栄真訳、集英社〈世界文学全集6.悪漢小説集〉(1979年)
- 『トム・ジョーンズ』(捨て子トム・ジョーンズの物語、The History of Tom Jones, a Foundling) 1749年、朱牟田夏雄訳 岩波文庫(全4巻)
- 『この世より来世への旅』(A Journey from this World to the Nex) 1749年
- 『アミーリア』(Amelia) 1751年
- 『リスボン航海記』(Journal of a Voyage to Lisbon、travel narrative) 1755年
- 「リスボン渡航記」 鳥居塚正訳、ニューカレントインターナショナル(1990年)
戯曲
- 『恋の種々相』 (Love in Several Masques) 1728年
- 『強姦騒ぎの顛末』(Rape upon Rape) 1730年 のちに『コーヒー店の政治家]The Coffee-House Politicianに改題
- 『法学院の伊達男』(The Temple Beau) 1730年
- 『作家の笑劇』 (The Author's Farce) 1730年
- 『悲劇中の悲劇、親指トム一代記』(The Tragedy of Tragedies; or, The Life and Death of Tom Thumb) 1731年
- 『グラブ街オペラ』 (Grub-Street Opera) 1731年
- 『今風亭主』(The Modern Husband) 1731年
- 『コヴェント・ガーデンの悲劇』(The Covent Garden Tragedy) 1732年
- 『イングランドに現れたドン・キホーテ』(Don Quixote in England: A Comedy) 1734年
- 『落首』(Pasquin) 1736年
- 『1736年の歴史的記憶』The Historical Register for the Year 1736 1737年
その他
- The Female Husband
主な日本語文献
- 澤田孝史 『ヘンリー・フィールディング伝』 横浜・春風社, 2010年
- 齊藤重信 『物語が語る語り手 フィールディング文学の味を読む』 近代文藝社, 1998年
- 三谷法雄 『ヘンリ・フィールディングの小説』 松柏社, 1980年
- 朱牟田夏雄 『フィールディング 新英米文学評伝叢書』 研究社,新版1967年
脚注
関連項目
- 18世紀イギリス文学
- 知人にジョナサン・スウィフト、サミュエル・リチャードソン等
- ピカレスク小説
- ロバート・ウォルポール - 彼の内閣を風刺する演劇を製作し続けたため、「劇場封鎖例」によりフィールディングは劇作家としての筆を折られた。
外部リンク
1707年生まれの人物
ヘンリー・フィールディング /
ヘンリー・フィールディングに関するブログ記事
- 世界文学案内: Vol.101「トム・ジョーンズ」 ヘンリー・フィールディング... Jones,a Foundling(1749)長編小説. ヘンリー・フィールディング Henry Fielding(1707-1754) 小説家 … ... フィールディングの代表作であるばかりか、18世紀イギリス小説の最高傑作といわれる。好青年トム・ジョーンズの恋と冒険を中心 ...
- 雪華と、うふふ @池坊いけばな:『高慢と偏見』BBC版ドラマモームが世界の十大小説として選んだ古典作品10作を一つずつ取り上げ解説したものでした。 小説が売れない時代となりましたが、こんな時代ですから古典というか基本を見直したいと思うのです。 1 ヘンリー・フィールディング トム・ジョーンズ ...
- ヘンリー・フィールディング伝ヘンリー・フィールディング伝. 澤田孝史(著)/2010年8月; 4500円(税込)/A5判・上製・464頁; 装丁:矢萩多聞. 当代一の人気作家は借金まみれの浪費家であり勤勉な法律家でもあった。サマセット・モーム『世界の十大小説』にも選ばれた,18世紀のイギリス ...
- ミスカトニック大学付属図書館資料室 - ヘンリー・フィールディングミスカトニック大学付属図書館資料室 - ヘンリー・フィールディング - ヘンリー・フィールディング (Henry Fielding) (1707~1754) 略歴 伯爵家の末裔でイートン校に学んだが、生活は貧しかったようだ。当初は劇作家として活躍し、風刺の効いた芝居が人...
- 百年後の予言 - かんがえかたの考え方新聞というものは、ニュースが載っていようがいまいが、単語の数はぴったり同じだ」(ヘンリー・フィールディング/イギリスの小説家 1707-1754 ) 史上初めての新聞は1605年にフランスのストラスブールで刊行された『レラツィオン・アレル・ ...
- 澤田孝史『ヘンリー・フィールディング伝』 聖なるブログ 闘いうどんを啜れ ...聖なるブログ 闘いうどんを啜れの澤田孝史『ヘンリー・フィールディング伝』に関する詳細記事。(Powered by BIGLOBEウェブリブログ) ひさかたぶりに「スミス都へ行く」を観る。何度見ても感動的だ。ダム建設は絶対悪だとわかる。ヤン場ダム ...
- 世界の十大小説 Ⅱヘンリー・フィールディングと『トム・ジョーンズ』|Ev ...syo-hyoのEv'rything's gonna be alrightの記事、世界の十大小説 Ⅱヘンリー・フィールディングと『トム・ジョーンズ』です。
- ハリウッド映画の データ集 | トム・ジョーンズの華麗な冒険 (1963)Tom Jones (イギリス 1963) [製作総指揮] マイケル・バルコン [製作] トニー・リチャードソン/オスカー・ルーウィンスタイン/マイケル・ホールデン [監督] トニー・リチャードソン [原作] ヘンリー・フィールディング [脚本] ジョン・オズボーン [撮影] ウォルター・ラサリー ...
- 4月22日は「ヘンリー・フィールディング」の誕生日: 読書大好き4月22日は「ヘンリー・フィールディング」の誕生日,話題の書籍の、あれこれをご紹介。書店で出会えない書籍もご紹介。
- 以学館の徒然記 : 原点回帰1967年5月20日 発行・ガリバー旅行記 ジョナサン・スウィフト原作・ウェスト=ポーリー探検記 トーマス・ハーディ原作・トム=ジョーンズ物語 ヘンリー・フィールディング原作・マザーグース・ロビンソン=クルーソー ダニエル・デフォー原作 4 イギリス ...
ヘンリー・フィールディングに関するニュース
ニュースはありません。
人名辞典ではこのページで使用している画像の著作権は消失しているものと認識し ているか、許可を得て掲載しております。 万一、画像が許可を得て掲載されていない場合は速やかに画像を外すか、正式な許可を得る手続きをいたしますのでご連絡下さい。

