アーネスト・シートン

イギリス生まれのアメリカの作家・画家・ナチュラリスト。1860年イギリスのサウスシールズで生まれ、5歳で一家でカナダに転居した。
オンタリオ美術学校を卒業後、渡英してロイヤル・アカデミー美術学校で学んだ。
1898年『私が知っている野生動物』で注目を集め、さらに次々と動物の物語を発表して名声を得た。日本で『シートン動物記』として知られるのはこれらの動物物語をまとめたもの。
1902年にはイギリスでのボーイスカウトの創立の契機ともなった少年団体、「ウッドクラフト・インディアンズ」を設立。のちにボーイスカウトがアメリカでも設立されると、シートンは初代総長に就任している。