ホセ・デ・リベラ

リベラ (別名:ジュゼッペ・デ・リベラ)
Ribera, José de
1591年01月12日~1652年
[スペイン] [絵画] [版画]

[ホセ・デ・リベラ 人物情報]

スペインの画家・版画家。ナポリ派を代表する画家。
1591年バレンシア近郊のハティバに生まれ、1616年にスペイン副王領のナポリに移った。初期はカラヴァッジョやティツィアーノらの影響を受けた、暗く厳粛で写実的な作風が特徴であったが、後には「エビ足の少年」に見られるように、大胆な構図と明るい色彩を用いるようになった。

Wikipediaの人物情報

ホセ・デ・リベーラJosé de Ribera, 1591年1月12日 - 1652年)は、バロック期のスペインの画家。「フセペ・デ・リベーラ」(Jusepe de Ribera)とも称する。スペイン出身だが、主にナポリで活動した。イタリアでの名はジュゼッペ・リベーラ(Giuseppe Ribera)。

生涯と作風

リベーラはスペインの画家ではあるが、若くしてイタリアに渡り、生涯の大半をナポリで過ごして、ついに母国に帰ることはなかった。当時のナポリはスペイン副王の支配下にあり、いわばスペインの飛地領土になっていた。リベーラはナポリで代々の副王の庇護を受けつつ、聖人、殉教者などをミケランジェロ・メリージ 風の劇的な表現で描いた。イタリア人たちからは「スパニョレット」(小さなスペイン人)のあだ名で呼ばれたという。

彼は1591年、バレンシア近郊のハーティバに生まれた。修業時代のことはよくわかっていないが、記録から、1616年にはローマで画家として活動していたことがわかっており、かなり若い時にイタリアに渡ったものと思われる。

作品の大部分は宗教画で、聖人、殉教者像を得意としている。明暗の対比を強調した画面構成、老いた聖人の衰えた肉体やたるんだ皮膚をも美化せずに容赦なく描写する写実表現にはカラヴァッジョの影響がうかがえる。『聖バルトロマイの殉教』(題名は『聖フィリポの殉教』とする資料もあり)はこうした画風の代表作である。

代表作『えび足の少年』

ルーヴル美術館が所蔵するこの作品は1642年に描かれた。

「えび足」とは、この絵に描かれた少年の、不自由な右足を意味する。障害をもち、身長の伸びが途中で止まったと思われる少年は屈託のない笑みを浮かべ、鑑賞者の方を見つめている。少年の手には歩行用の杖とともに、1枚の紙片が握られ、そこには人々に施しを勧める言葉が読み取れる。この絵は単なる風俗画ではなく、カトリック信徒の務めとしての「慈善」を勧める意味があるものと思われる。

代表作

  • えび足の少年(1642)(ルーヴル美術館)
  • 聖バルトロマイの殉教(1630/39)(プラド美術館)
  • 聖アグネス(1641年)(ドレスデン美術館)
  • 聖家族とアレクサンドリアの聖カタリナ(1648年)(メトロポリタン美術館)
1591年生まれの人物
ホセ・デ・リベラ /

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