Schütz, Heinrich

ハインリヒ・シュッツ

シュッツ
Schütz, Heinrich
1585年10月14日~1672年11月06日
[ドイツ] [作曲家]

[ハインリヒ・シュッツ 人物情報]

ドイツの作曲家。バロック音楽の基礎をつくり、バッハ以前のドイツ音楽最大の作曲家とも称される。
1585年ケストリッツに生まれる。カッセルで宮廷礼拝堂の聖歌隊員を務め、コレギウム・ムジクムで学ぶ。
1609年ヴェネツィアに赴き、ジョバンニ・ガブリエリに師事する。1617年からドレスデン宮廷楽長を務める。1628年にはイタリアに赴き、モンテヴェルディに技法を学んだ。
三十年戦争でドレスデンが荒廃するとデンマーク宮廷に渡って活躍した。戦後はドレスデンに戻り、宮廷楽団の再興に尽くした。

Wikipediaの人物情報

ハインリヒ・シュッツHeinrich Schütz, 1585年10月8日(ユリウス暦)/10月18日(グレゴリオ暦) - 1672年11月6日)は、ドイツの作曲家。ドイツ・バロック音楽初期の音楽を代表し、ヨハン・シャインやザムエル・シャイトとともに「3S」と呼ばれることがある。大バッハ生誕のちょうど100年前に生まれ、ドイツ音楽に息吹を与えた「ドイツ音楽の父」と形容される。ドイツ語で“シュッツ”とは射手座を意味することから、そのラテン語である“サギタリウス”というあだ名で呼ばれていた。

生涯

1599年、14歳のシュッツはヘッセン=カッセル方伯領モーリッツ (ヘッセン=カッセル方伯)に見出されて、カッセルのギムナジウムに入った。卒業後、方伯の奨学金を得て、1609年にイタリア(ヴェネツィア)に赴き、最初はジョヴァンニ・ガブリエーリの弟子となる。1613年に帰国後、カッセルの第2オルガニストとなるが、1615年ドレスデンに招かれ、1617年に正式にドレスデンの宮廷礼拝堂付きの作曲家となった。最初の10年間は楽団を組織する仕事に従事できたが、1620年代後半から三十年戦争の悪化とともに中断され、後の人生はバラバラになった楽団を再編成することに費やされた。スウェーデンで後進の指導に当たったり、3度もデンマークに逃れようと企てたが、結局はドレスデンに暮らし、晩年は不幸であったが作品は円熟し深刻の度を増した。

特徴

シュッツの受難曲はドイツ風の聖書物語音楽の形式を基礎とし、これにイタリア風オラトリオの形式を加味したものである。ヴェネツィア楽派の複合唱様式、コンチェルト様式、通奏低音書法をドイツにもたらし、宗教戦争時代の苦悩を体験した人として、ヨハン・ゼバスティアン・バッハに至るドイツ音楽の基礎を築いた。彼の業績は19世紀後半になって認識されるようになる。

主作品

  • オラトリオ Historia der Auferstehungs Jesu Christi SWV 50(1623年)
  • オラトリオ 十字架上の7つの言葉 Die Sieben Worte Jesu Christi am Kreuz SWV 478(1645年)
  • Symphoniae sacrae I SWV 257-276(1629年)、II SWV 341-367(1647年)、III SWV 398-418(1650年)
  • 宗教的合唱曲(29曲のモテット)Geistliche Chormusik SWV369-397(1648年)
  • マタイ受難曲 (シュッツ) Matthaus Passion SWV479(1666年)
  • ルカ受難曲 Lukas Passion SWV480(1653年頃)
  • ヨハネ受難曲 (シュッツ) Johannes Passion SWV481(1665/66年)
  • 歌劇 Daphne(1627年))
  • ドイツマニフィカト Deutsches Magnificat SWV494(1671年)

参考文献

  • ロジェ・テラール: ハインリヒ・シュッツ — 店村新次/共訳、出版:音楽之友社、発行年月: 1981.4
  • , 1968
  • , 1986
1585年生まれの人物
ハインリヒ・シュッツ / リシュリュー /

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