黄公望

コウコウボウ
Huáng Gōngwàng
1269年~1354年
[中国] [絵画]

[黄公望 人物情報]

中国、元代の文人・画家。倪瓚・王蒙・呉鎮とともに「元末の四大家」と称される。
1269年江蘇省常熟に生まれる。諸学に通じ、詩文にも優れていた。道教に傾倒して全真教に入信したことでも知られる。一時官職についたが、汚職事件に連座して職を辞し、晩年は富春山に隠棲して画業に取り組んだ。
画では南宗画を代表する人物であり、山水画を得意とした。代表作は「富春山居図」など。