ベンジャミン・フランクリン

フランクリン
Franklin, Benjamin
1706年01月06日~1790年04月17日
[アメリカ] [人文科学] [応用科学]

[ベンジャミン・フランクリン 人物情報]

アメリカ合衆国の科学者・発明家・政治家・哲学者・音楽家・経済学者。印刷業で成功を収めた後、政界に進出してアメリカ独立に多大な貢献をしました。科学者としても有名で、凧を用いた実験で雷が電気であることを明らかにしたことでも知られています。ボストンのミルク・ストリートで17人兄弟の末っ子として生まれ、勤勉性・探究心の強さ・合理主義・社会活動への参加という18世紀の近代的人間像を象徴する人物でした。己を含めて権力の集中を嫌った人間性は、個人崇拝を敬遠するアメリカの国民性を超えてすべてのヤンキーの父として讃えられ、米100ドル紙幣に肖像が描かれています。アメリカ初の公立図書館設立、フィラデルフィア・アカデミー(現ペンシルバニア大学)の創設などのほか、1777年にはアメリカ独立宣言の起草委員としてトーマス・ジェファーソンらと共に最初に署名した5人の政治家の一人となった。1790年に84歳で死去した際には国葬で葬儀が行われました。