アメリカの作家・詩人。1819年ニューヨークで貿易商を営む裕福な家に生まれたが、家が次第に没落したため21歳で捕鯨船の船員となった。1842年南太平洋のマルケサス諸島で脱走し、3週間原住民とともに暮らした。その後船長反逆罪によって逮捕され、再び脱走。1844年にアメリカに帰国した。
1846年原住民との暮らしを描いた小説『タイピー』を発表し、文壇に登場した。翌年続く『オムー』を刊行。海洋冒険作家として名声を得た。1851年代表作の『白鯨』を発表。しかし不評で、続く作品群も受け入れられず、1891年忘れ去られて死去した。
1920年代に大学教授によって再評価が始まり、現在ではアメリカを代表する作家となっている。 n
ハーマン・メルヴィルメルヴィル |
[ハーマン・メルヴィル 人物情報]
人名辞典ではこのページで使用している画像の著作権は消失しているものと認識し ているか、許可を得て掲載しております。 万一、画像が許可を得て掲載されていない場合は速やかに画像を外すか、正式な許可を得る手続きをいたしますのでご連絡下さい。