エドモンド・スペンサー

イギリスの詩人。1552年頃ロンドンで織物職人の子として生まれる。
ケンブリッジ大学在学中に当時のルネサンス思潮に触れ、1579年『羊飼いの暦』で詩壇に登場した。翌年、アイルランド総督の秘書となり、アイルランドへ移った。後半生はアイルランドで地方官僚を務める傍ら詩作に取り組なだ。1598年アイルランド反乱で邸宅を焼かれ、ロンドンへ逃れた。翌年同地で没する。
スペンサーはエリザベス朝を代表する詩人のひとりで、「詩人たちの詩人」と称され、後世の詩人たちに多大な影響を与えた。代表作は『神仙女王』など。